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サステナブルを始めよう② 私にもできる?“丁寧な暮らし”
『え?!私にもできる?サステナブルな暮らしは“丁寧な暮らし”』
いま、「サステナブル」という言葉を耳にする機会が増えていますが、実際はどんな暮らしなんだろう?と思ったことはありませんか?
そこで今回は前回よりもほんの少しだけ前に踏み込んで、サステナブルな暮らしについてご紹介していきます。
《サステナブルとは?》
SDGs(エスディジーズ)の中にも使用されている言葉ですが、“持続可能”なという意味を持ちます。
この先の未来にもずっと持続していける社会を目指そうという動きが、いま世界中で広がっているということです。
※SDGsとは「Sustainable Development Goals(サステナブル ディベロップメントゴールズ/持続可能な開発目標)」の略で、2015年9月に国連サミットで採択された目標のこと。
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《まずはサステナブルに興味を持ってみよう》
サステナブルな暮らしをする前に、どんなサステナブルがあるのか?
興味を持ってみることが大切です。
例えばファッションが好きな人なら、サステナブルな服づくりに取り組んでいるブランドを知ることから始めてみましょう。
まずはステラ マッカートニーやパタゴニアをチェック。
ステラ マッカートニーは動物愛護の観点から、リアルレザーを使用せずエコレザーを使用。
そしてパタゴニアは自分たちの利益だけを追求するのではなく、衣類の耐久性を重視して製品をつくることで、無駄な消費や過剰在庫を減らし、衣類をつくる時のエネルギーや水も減らすことで、ゴミが出るのを減らすのにつながる取り組みを行なっています。
ファストファッションなら、ユニクロでジーンズをつくる際に使用する水の量を、99%削減する取り組み。
ZARAやH&Mでは、ペットボトルをリサイクルした繊維で衣類をつくるといった、プラスチック量削減への取り組みが行われています。(それぞれのブランドで、リサイクルに使用しているペットボトルやプラスチックの量や比率は異なります。
他にも近年では、エコアルフ、アンダーソン・アンダーソン、カーサフラインなどの、サステナブルをコンセプトにしたブランドも登場しています。
LIFE TUNING DAYSでも、『108.Tokyo』の自然分解されるヨガマットや『OKABASHI』の100%リサイクルできるサンダルなど、サステナブルに積極的に取り組んでいるブランドを取り揃えています。
自分が着たいと思うその衣類が、どのようにしてつくられているのか?どんな素材なのか?どんな企業がつくっているのか?に、興味を持ってみるのもいいですね。
《自分なりに、サステナブルを調べてみよう》
興味が持てたその後は「自分で調べてみる」ということが、最初の第一歩。
もちろん人から教えてもらうことも大切ですが、自分で調べるという行動が重要です。
普段から自分の身近で“地球の危機が迫っている”と、直接肌で感じることは、なかなかありませんよね。
あるとすれば、それは異常気象や大地震が来た時くらいかもしれません。
なかなか常に肌で感じづらいことは、今度でいいやなど、どうしても興味が持てなくて後回しにしてしまいがち。
だからこそ「自分で行動=調べてみる」ということが、本当に本当に大切なのです。
《サステナブルな暮らしをしたいと思ったら、自分の暮らしを見直してみる&比べてみる》
サステナブルな暮らしとは、決して利便性が高いことではないのかもしれません。
もしかすると人によっては不便 を感じるし、手間 がかかることかも。
しかし、それを「“面倒なこと”じゃなく、一つ一つのことを丁寧に生きていくこと」と考えれば、その瞬間からそれは面倒 なことではなく、自分の人生の中で輝くひとかけらのピースになるはずです。
それにサステナブルな暮らしは、便利で 清潔 な日本 で生きているいま、いっぺんに、全てができるわけではありません。
利便性のあるものから、ひと手間かかるものに置き換えが必要な場合もあるわけですから、無理してサステナブルな生き方を追求しようとする方が、それを持続できないのは当たり前のこと。
そこでまずは、目指すサステナブルな暮らしと、今の自分の暮らしを比べてみて。
そして自分にできそることから見直し、「サステナブルな暮らし=丁寧な暮らし」を少しずつ取り入れていきましょう。
その気持ち、その行動が地球に生きるすべてに対し、やさしい行動につながるはずです。
ライター 星ゆうこ